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岩の力学 News No.075


中央開発


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〜〜〜 微動アレイ探査 〜〜〜


微動アレイ探査は,強震動予測のための大深度地下構造調査に利用されている探査技術です.
弊社は,アレイ設計・観測・解析技術に独自の技術を開発し,多くの実積を積み重ねています.


【微動アレイ探査とは】

 微動アレイ探査は人工震源を必要とせず,自然に存在する地表での微動に含まれる表面波を利用して,地盤のS波速度構造を求める探査手法です.

 表面波の主成分はレイリー波と呼ばれるものであり,その伝播速度は伝播する地盤のS波速度構造と非常に強い関係があります.レイリー波は周波数によって伝播速度が異なる性質(速度分散性)があり,地盤のS波速度とその層厚に影響されることが分かっています.例えば,影響を受けるS波速度構造の深度はレイリー波の波長の長いものほど深くなっています.つまり,表面波(レイリー波)の周波数ごとの伝播速度を調べれば,地下のS波速度構造を求めることができわけです.


【微動アレイ探査の特徴】

1) 人工震源を必要としなく,人間活動が密集するノイズが大きい都市部でも適用できる.

2) 測定システム及び観測自身が比較的簡便であり,手軽にS波速度構造が得られる.

3) 深度数10mの浅い構造から数1000mの大深度S波速度構造まで対応できる.

4) 自然地震波と同じ周波数範囲の波を利用するので,得られたS波速度構造は強震動解析に相応しい.

5) 海域のS波速度構造調査への適用も可能である.

6) 目的に応じて1次元探査,2次元探査及び3次元探査ができる.

 

【測定及び解析技術】

 微動アレイ探査にはアレイ観測,位相速度解析と速度構造解析の3つの過程があるが,当社では,これに応じた種々の測定,解析技術を開発・構築している.

1)

アレイ設計技術 :

 

 調査地域の既存情報と現場状況に基づいて探査目的を達するためのアレイサイズ,
形状,地震計設置場所,観測時間帯及び観測時間長を決定する技術.

主要技術 : 感度解析によるアレイ設計

2)

アレイ観測及び品質管理技術 :

 

 計測システムの構築及びデータ品質管理技術.

主要技術 : Microtremor 品質管理 Package

3)

位相速度解析技術 :

 

 解析に用いるデータの評価技術,デジタルフィルター技術及び表面波位相速度を求める技術.

主要技術 : 波数−波数法(F-K法) : Beam Forming F-K,
                        Maximum Likelihood F-K

        空間自己相関法(SPAC法) : FFT-SPAC,AR-SPAC

4)

S波速度構造解析技術 :

 

 逆解析により位相速度からS波速度構造モデルを求める技術.

主要技術 : 遺伝的アルゴリズムによる速度構造解析(一次元探査)

       多地点同時逆解析技術(擬似2次元,擬似3次元探査)

5)

モデル評価解釈技術 :

 

 調査結果の総合的解釈と評価.

主要技術 : 感度解析による評価・等価層解析技術

 

〜〜〜中央開発株式会社 URL: http://www.ckcnet.co.jp/〜〜〜

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