EUROCK2016国際学会のセキュリティ対策についての報告

ご存知の通り、ISによるフランス、ベルギーおよびトルコでの自爆テロ事件が発生しました。そのため、来る8月29-31の間にトルコ・カッパドキアにおいて開催予定のEUROCK2016について不安を感じておられる日本の参加予定者も多いかと思います。特に自爆テロは防ぐことが大変難しいテロの一つであることも不安に拍車をかけているように思われます。

しかし、トルコ政府は先の自爆テロ事件後に、シリアおよびイラクとの国境を厳しくコントロールし始めるとともに、トルコ国内のISメンバーを次々と摘発してきております。さらに、トルコの南東部におけるクルド系テロ集団に対しても厳しく対応し、現時点においてほぼそれらを制圧したとのことです。

日本の外務省のHPでは今回の会議が開催されるUrgup市(シリア国境より300km離れている)は注意地域に入っておらず、安全面で特に問題がないと思われますが、不安に感じておられる日本の参加予定の方々に対して、改めてこの件に対するEUROCK2016実行委員会の対応についてご報告致します。

私は、5月にフィンランドで開催された国際会議の後にトルコ・アンカラに寄り、5月17-19日の間にEUROCK2016国際会議ChairmanのUlusay先生を訪ねて会議期間中のセキュリティについて話し合い、日本の参加予定者が心配していることを伝えました。そして、Ulusay先生と私はトルコの外務省に行き、トルコ政府として会議期間中のセキュリティに責任を持って対応頂くよう正式に文書でお願いしました。

トルコ外務省の回答では、東アジア・パシフィック地域担当者であるErsin Ercin大使が外務省の担当者として、内務省に対してトルコ政府としての安全対策を取るように正式に依頼するとのことでした。Ersin Ercin大使からは直接に「日本からの参加者には何も心配することはないと強く伝えてください」と言われました。また「日本の外務省にもこの件で連絡する」とも言われました。

その後、EUROCK2016国際会議ChairmanのUlusay先生とトルコのISRM-NGの理事長であるBilgin先生からも内務省に安全対策についての正式な申請が行われ、国際会議が開催されるNevsehir県のUrgup市においては、会議期間中の安全確保に万全な措置を取るよう内務省から指示が出されることになりました。

Urgup市へのアクセスに関して、Nevsehir空港とKayseri空港から会議開催予定のホテルPerisiaと学会指定のAlfinaホテルに直接Shuttleバスが用意されます。成田および関西空港から毎日トルコ航空の直行便が飛んでいます。イスタンブール空港でNevsehir空港あるいはKayseri空港行きの便に乗り換えての移動になります。イスタンブール空港で外に出ずに乗換えが可能です。