国際岩の力学学会2014年国際シンポジウム ‐第8回アジア岩の力学シンポジウム: ARMS8‐ 論文募集のお知らせ

 岩の力学連合会は,第8回アジア岩の力学シンポジウムARMS8 (8th Asian Rock Mechanics Symposium)を,2014年10月14-16日に札幌で開催します.これは2014年のISRM国際シンポジウムとして開催されるものです.ISRM国際シンポジウムは,総裁,副総裁,各国代表者らが年に一度集い,Board Meeting,Council Meeting,各種国際技術委員会,ワークショップなどが開催され,世界規模で岩の力学の最新の研究成果と情報が集まる機会です.

 このたびのシンポジウムでは,“Rock Mechanics for Global Issues – Natural Disaster, Environment and Energy –(地球規模諸課題への岩盤力学の貢献-自然災害,環境,エネルギー問題-)”をメインテーマとし,これら諸課題に対して岩の力学は今後どのように取り組んでいくかを議論し,岩の力学にかかわる広い分野の最新の成果,知識,技術,事例を結集し交流を深めることを目的としています.

 わが国にとっては,2004年のARMS 3(第3回アジア岩の力学シンポジウム,京都)以来10年ぶりにISRM国際シンポジウムを主催する機会であり,日本の岩の力学および関連する分野の成果や特色を発信できればと考えています.

 ここに,論文募集のアナウンスをいたします.日頃の研究や技術開発の成果,および,実務実績などをぜひ発表くださいますようお願い申し上げます.

日時: 2014年10月14-16日(12, 13日はワークショップ,17(18)日は現場見学)
会場: ロイトン札幌(札幌市)
主催: 岩の力学連合会,国際岩の力学学会(ISRM)
共催: 土木学会,地盤工学会,資源・素材学会,日本材料学会
後援: 北海道,北海道運輸局,北海道開発局,鉄道建設・運輸施設整備支援機構,
    日本原子力研究開発機構 幌延深地層研究センター,東日本高速道路北海道支社,北海道電力

1.論文募集
 論文投稿につきましては,まず,論文概要によってお申し込みください.概要は用紙サイズをA4として,英文で,①論文タイトル,②著者の氏名と所属,③キーワード(シンポジウムトピックスを含み4~5語を記載ください),④概要(英文300語程度. 研究目的,結果,重要性,新規性等を明記),⑤連絡先(代表著者の氏名と所属, Eメールアドレス),を記載しPDF形式で下記のシンポジウム公式サイトから電子投稿してください.なお,“論文概要投稿システム”は2013年11月からオープンする予定です.

論文は審査委員会において,投稿いただいた分野の複数の専門家によって審査します.論文(フルペーパー)投稿は概要採否決定後,あらためてお知らせします.

ARMS8公式サイト
http://www.rocknet-japan.org/ARMS8/

論文投稿のプロセスと日程

概要投稿締切:2013年12月末
概要採否通知:2014年1月末
論文投稿締切:2014年6月末
最終採否通知:2014年7月末

2.シンポジウムの概要

(1)シンポジウムトピックス

  • 自然災害,防災と減災
    地震および岩の動力学,リスクマネージメント,斜面安定など
  • 環境問題
    二酸化炭素地中貯留,放射性廃棄物処理,岩の熱-水理-力学-化学連成問題など
  • エネルギー・資源
    資源・石油工学,新エネルギー,地熱エネルギー,エネルギー貯蔵など
  • 新技術と基礎的課題
  • 岩の性質,試験・調査法,設計,現場計測,トンネル,地下空洞,斜面,維持管理,大深度掘削,数値解析など

(2)基調講演

  • Prof. Xia-Ting Feng (ISRM総裁,The Chinese Academy of Sciences) トンネルと地下空洞の建設-中国の挑戦と進歩
  • Mr. Rolf Christiansson (Swedish Nuclear Fuel and Waste Management Co., Sweden) 放射性廃棄物処理の環境への影響-中間貯蔵から最終処分まで
  • Prof. Derek Elsworth (Pennsylvania State University, USA) 液体・ガスの注入による新エネルギーの抽出
  • Prof. Seokwon Jeon (Seoul National University, Korea) 岩盤掘削機の性能評価
  • Prof. Toshifumi Matsuoka (Kyoto University, Japan) 二酸化炭素の回収・分離における岩石物理学の貢献
  • Prof. Surya Parkash (National Institute of Disaster Management, India) インドの地盤災害リスクマネージメント
  • Prof. Ernesto Villaescusa (The Curtin University of Technology, Australia) 大深度地下掘削のための岩盤支保技術の研究

2014年度ISRMフランクリンレクチャー,および,ロシャメダル講演については,2013年9月にお知らせします.

(3)ワークショップ・ショートコース
 不連続性岩盤の解析(DDA委員会,ISRM),岩盤の熱-水理-力学-化学連成の新しいプロセス(THMC委員会,ISRM),岩盤工学と環境(五十嵐敏文教授,北海道大学),岩盤動力学試験の推奨法(岩盤動力学委員会,ISRM),岩盤遺跡の劣化の評価・研究(古代遺跡保存委員会,ISRM),その他企画中.

(4)現場見学
 幌延深地層研究センター,京極純揚水式発電所,北海道新幹線および高速道路トンネル,岩盤斜面,ジオパークなど魅力的なコースを準備しています.

(5)展示募集
 シンポジウム会場において技術展示会を開催します.募集要項はあらためてお知らせします.

(6)若手交流会
 学生はじめ若い技術者・研究者の国際交流会を開きます.

【ARMS8ホームページ】
シンポジウムの詳細は,下記のサイトをお訪ねください.
http://www.rocknet-japan.org/ARMS8/

最新のBulletin,および,日本語概要版をダウンロードできます.シンポジウムの情報が随時更新されています.

【問合わせ先】
一般社団法人 岩の力学連合会  ARMS8事務局
ARMS8組織委員会幹事長 岸田 潔 (京都大学)
E-mail: arms8@rocknet-japan.org
(問い合わせは電子メールでお願いします)

以上