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1.技術研究所の概要
清水建設技術研究所は昭和19年に建設業界初の研究機関として技術研究所の前身である研究課が設置されて以来,陣容,各種実験施設を充実させてきました.研究員は建築,土木のほか,機械,化学,電気・電子,物理,地質,情報など多岐にわたる専門分野の技術者からなっています.研究と開発を一元的に行うため,昨年4月に技術研究所に技術本部,技術開発センターが集約され,現在では図−1の組織となっています.
図−1 技術研究所組織図
施設は図−2に示すように敷地面積26,365m2
のなかに,管理・研究棟の他,大型実験棟,中央実験棟,振動実験棟,風洞実験棟,岩石実験棟,クリーンルーム実験棟,ウルトラクリーンルーム実験棟,造波実験棟,音響実験棟,環境シミュレーション実験棟,水環境実験棟,バイオ応用実験棟,低温環境実験棟,耐火実験棟,遠心実験棟,制振実験棟,サイバー実験棟の17の実験施設を保有しています.
図−2 技術研究所施設配置
2.研究開発の概要
技術研究所では建築・土木分野の生産性向上や品質確保のための新工法・新技術の研究開発はもとより,多様化する社会ニーズに対応するための新分野・最先端技術分野,さらには地球環境問題に寄与するための研究開発にも幅広く取り組んでいます.岩盤に関連しては岩石・岩盤の物性評価,調査・計測,岩盤解析や岩盤構造物の設計・施工の研究開発を主に担当しています.保有している施設,設備は以下のようです.
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(1) |
岩石試験関係(図−3の岩石実験棟に温度-100〜300℃,最大拘束圧80MPaの各種条件下で,静的・動的三軸圧縮試験,透水試験,線膨張係数測定などが行える3台の高剛性三軸圧縮試験装置や軟岩三軸圧縮試験装置,岩石用大型せん断試験装置,各種成形装置を備えています.) |
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(2) |
岩盤物性評価関係(切羽前方探査システム、3次元地山評価システム) |
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(3) |
岩盤解析関係(各種の不連続性岩盤解析や逆解析,飽和不飽和浸透流解析,熱水応力連成解析) |
図−3 岩石実験棟(高剛性三軸圧縮試装置)
3.今後の方針
究開発成果の企業貢献がよりいっそう厳しく求められています.今後も現場のニーズに合致した実用的な研究開発を目指したいと考えています.
清水建設ホームページ:http://www.shimz.co.jp/ |