岩の力学連合会
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ハザマ 技術研究所


1.ハザマ技術研究所の概要

写真−1 ハザマ技術研究所外観

現在,間組の技術研究所は茨城県つくば市にあって,勤務者数は約120名,そのうち研究員は約80名です.研究員は土木,建築,機械,設備のほか,化学,生物,情報などの専門分野の技術者で,図−1に示す組織からなっています.施設は敷地面積73,525m2 のなかに,本館棟と7つの実棟(13施設),屋外実験場があります.そのうち特徴的な施設としては,高さ18m,10,000tfmの反力壁をもつ構造実験施設,最大積載重量80t,最大加速度3Gの大型3軸振動台,多方向不規則波等各種波を造り出す大型平面水槽や原位置における大型,実物大実験が可能な広さをもつ屋外実験場(19,000m2)があります.

2.研究開発の概要

 研究開発は社内経営トップ層からなる技術開発委員会で審議決定された,年度ごとの戦略方針とそれに従って選定された各種テーマを技術本部と本社の他技術部門とで分担して実施しています.

図−1 技術研究所の組織

実施においては,全テーマを研究開発と技術開発とに区分し,技術本部技術研究所は基礎・応用技術の研究開発と技術開発の一部を担当しています.技術開発センターは,本社の技術部門から派遣され,分担された技術開発テーマ(プロジェクト)を実施し,現場への新技術の適用展開ならびに新技術の実用化を主な業務としています.

岩の力学に関連する研究開発分野は,土木分野全般にわたりますが,概括すると以下のような技術を保有, ブラッシュアップ,新規開発しております.

(1)

岩盤調査技術(力学試験, トンネル前方探査, AE計測, ジオトモグラフィー, 画像処理)

(2)

岩盤解析技術(不連続性岩盤の安定解析, キーブロック解析, 逆解析)

(3)

地下水調査技術(同位体やイオン濃度による地下水流動調査, トレーサ試験, 地下水汚染調査)

(4)

地下水解析技術(飽和不飽和浸透流解析, 熱水応力連成解析, 不連続性岩盤内流動解析)

図−2 高剛性高圧三軸試験装置

3.今後の方針

ハザマ技術研究所は,つくば研究学園都市という最良の研究環境の地に移転して6年が経過し,近隣の研究機関と連携をとりつつ,各種試験,実験, 解析を通じて地盤ならびに構造物に関する技術・研究開発に磨きがかかってきたと自負しています.今後はハード技術とソフト技術とのバランスに着目し,プロジェクトを組み立てる総合技術の構築に力点を置いてより実用的な研究開発を目指したいと考えています.

ハザマホームページ:http://www.hazama.co.jp


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